2007.10.14 浜松楽器博物館にて

昨日、K様のチェンバロを納品に浜松へ行きました(SASSMANN 0.6)。
なんとか無事に納品は終わり、せっかく浜松まで来たのだからと近くにある楽器博物館へ寄ってみました。調律学校の時、一度来たことがあるのですが、その時よりももっと「中を見たい!」と思いました。実際構造や音などを見たり、聞いたりできるといいのですが、管理保存の面で難しいのでしょう、ほとんどが手を触れてはいけないと表示されています。
ちょうどチェンバロ(カークマン)のレクチャーをされていたので、「ふむふむ」という感じで聞いていました。かなり複雑な構造のチェンバロだったので、調整が難しいだろうなと思いました。
そこでプレイエルの古いグランドピアノがあったのでパチリ。半鉄骨の並行弦タイプのものでした。他にも長方形で両側に鍵盤があるグランドピアノもありました。学芸員さんのお話では1925年製で、当時50台くらい製造されたうちの一台だそうです。あまり売れなかったそうですが、戦争や火事で燃えて、現存するものは少なく貴重とのこと。構造的に同じフレームなので、張力のバランスがその都度変化して、調律が難しいとのこと。ペダルの構造も、一方が踏むともう片方も踏んだ状態になるよう工夫されていました。実際このピアノで演奏した録音も出ているようですが、自分が弾いている以外の音が、自分の弾くピアノから聞こえてくるので演奏者も大変なのではないか?と思いました。

プレイエルは昔チェンバロも作っていたメーカーで、いろいろな試みをしているのだなあと思いました。今度ショールームにも1920年代のプレイエルのグランドが入る予定があります。ぜひ見にきて弾いてみていただきたいと思います。まあそういう自分が一番弾いてみたいのですが・・・。




