2009.03.28 【東京】内藤晃公開講座vol.1「ピアノでオーケストラを」
デビューアルバムがいきなりレコード芸術特選に選出するなど今、一番「旬」な若手ピアニスト内藤晃さんによる公開レクチャーを開催します。
テ-マは「ピアノでオーケストラを」。内藤さんの色彩感あふれる演奏を考えれば、非常に興味深い内容だと言えます。ベヒシュタインに「オーケストラのような響きを紡げる楽器」と賛辞を惜しまない内藤さんが、ベヒシュタインを使って色彩の秘密を紐解いていきます。
「ショパンという作曲家は、ピアノを本当に愛し、ピアノの音色で音楽を着想し、生涯ピアノのために作品を書き続けた人でした。しかし、ピアノ曲には、管弦楽や室内楽で着想した音楽をピアノの鍵盤上に移したものも無数にあり、そのような作品では、オーケストレーションを意識して立体的に弾かないと音楽が単調になってしまいます。例えば、ポリフォニックな部分では、それぞれの声部を別の人が弾いているように弾かなければ、ポリフォニーの妙味が活きません。この講座は、さまざまなタッチや音色で、ピアノでオーケストラのような効果を出してみようという試みですが、それは、作曲者の頭の中で鳴っていた音楽の響きに迫ろうとする挑戦でもあるのです。」(内藤さん談)
前半は公開レッスン。後半は内藤さん自身の演奏と、「日本で最もベヒシュタインを語れる男」ピアノ・マイスターの加藤正人が内藤さんとともに、ピアノのタッチ・音色の可能性について、ピアノの構造の観点からお話しします。
■日時:2009年3月28日(土)14:00~
■場所:ユーロピアノ東京ショールーム3F VIP-ROOM
■料金:無料(満席が予想されますので、必ずご予約ください)
■スケジュール
14:00~ 公開レッスン1:ベートーヴェン・ピアノソナタ第30番Op.109より第2、第3楽章
15:00~ 公開レッスン2:ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ
(休憩)
16:30~ 内藤晃さんとピアノマイスター・加藤正人によるレクチャー
17:00~ 内藤晃さんの演奏~ラヴェル:ラ・ヴァルス(1台ピアノ版)
※曲目は変更になる場合があります。
■使用楽器 C.Bechstein モデルL
■講師プロフィール
内藤 晃(ないとうあきら)
1985年生まれ。ピアノを城田英子、川上昌裕、デイヴィッド・コレヴァー、ヴィクトル・トイフルマイヤーの各氏に、ピアノ・音楽理論・ドイツ歌曲を広瀬宣行氏に、指揮を紙谷一衛氏に師事。 2003年、第13回日本クラシック音楽コンクールピアノ部門 高校の部全国最高位(第2位)受賞。2007年5月に杉並公会堂にて開催したリサイタルを機に、2008年3月、デビューCD「Primavera」をリリース、レコード芸術誌にて特選盤に選出されるなど高く評価される。東京外国語大学ドイツ語学科卒業。現在、桐朋学園大学にて指揮の研鑽を続けるかたわら、ピアノ、指揮、執筆など多方面で活躍。PTNA(ピティナ)公式サイトにて、知られざる佳曲を紹介するコラム「名曲喫茶モンポウ」を連載するほか、研究会や公開講座の開催なども含め、独自の活動を展開している。
■お申し込み・お問い合わせ
ユーロピアノ株式会社 東京ショールーム
(open10:00~19:00/水曜定休)
東京都世田谷区北烏山9-2-1 tel:03-3305-1211




