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ハンマーフリューゲル「ルイ・ドゥルケン」 (1815年製)
ルイ.ドゥルケンは歴史的な楽器製造の家系に生まれ、アントワープ(Antwerpen)とブリュッセル(Bruessel)で活躍しました。彼の祖父にあたる
J.D.ドゥルケンは、3人のルッカースの後継者として、最高のチェンバロを作り一世を風靡したのです。
1761年 アムステルダム(Amsterdam)で生まれたその孫のヨハン・ロードヴァイク・ドゥルケン(Johan Lodewijk
Dulcken)は、1780年ミュンヘンへ移り、1782年には宮廷チェンバロ製造者となり、内外で高い評価を得ることとなったのです。
彼の楽器は、ウィーン(Wien)、ペータースブルグ(Petersburg)の宮廷に納められました。またフランス王国のヨゼフ候后から注文を受け、3台のピアノフォルテを納品しました。
デュルケンは1831年70歳に楽器製造を止め、1836年75歳で逝去しました。
ノイペルトレプリカは、1815年にルイ.ドゥルケンによって製作されたオリジナルに基づき作られています。
このピアノフォルテには、モダン楽器のように、フォルテとウナコルダペダルが備え付けられています。
それに加え、当時のピアノ譜において標記されていた「ソルディーノ」、又はピアニッシモ部分で使用が許された「モデラトゥアー」が備え付けられています。
このフォルテピアノの明るく多様な響きは、ドゥルケンの理想とした、モーツァルトの時代を思い描かせてくれます。そしてなお、この軽いタッチ、また、6オクターブの音域は、古典派とロマン派初期のピアノ曲の演奏をも理想的なものにしたのです。
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